FCUK,フレンチコネクション

フレンチコネクションという会社

フレンチ コネクションという会社は1972年 英国ロンドンで創業されました。1990年 SPA(ユニクロを展開するファーストリテイリング社のように、製造から小売りまで一貫して行うアパレル業のことを指します。近年では「製造小売業」と訳されて、無印良品を展開する良品計画のようにアパレル業界以外にも使われているようです)に業態を変更しました。1998年 fcukキャンペーンが「話題(後述)」になってしまいます。この話題以降、若者に支持されるイギリスのハイストリートカジュアルブランドの地位を獲得しました。2001年には日本上陸。表参道に旗艦店があり、札幌・仙台・川崎・横浜・名古屋・福岡などに店舗を展開しています。そのフレンチ コネクション社は日本・アメリカの両国ではJVによって展開しました(アメリカではそのJV先を買収し、現在は100%自前資本となっています)。フレンチ コネクションの日本でのJVパートナーは、レナウン(旧ダーバン)です。

Fcukキャンペーン

フレンチ コネクションは、1997年に"fcukキャンペーン"を展開しました。"fcuk"の真ん中の二文字を入れ替えると「four letter words(いわゆる放送禁止用語)」になるのはご存知の通りです。当然、欧米のテレビ放送では大変下品な言葉とみなされ、放送禁止用の効果音が挿入されてしまう単語です。フレンチコネクション社内では、「香港のオフィスをfchk、イギリスのをfcuk」と呼んでいたそうfrづ。その"fcuk"を大々的にキャンペーンに利用し(「French Connection United Kingdomの略」ということで)て展開したことで、fcukとf**kという非常に似通った単語が引き起こす混乱・誤解からフレンチコネクションの名称が爆発的に広がり、現在のSPA(それもグローバルサイズのSPA)としての地位を得ることとなりました。ところで、2000年前後にbi*chというブランドが話題になったことがあります(意味も非常に類似)。フレンチコネクションのキャンペーンを真似て二番煎じを狙ったようなのですが、イメージダウンを招いただけで知名度アップとはならなかったようです。

FCUK,フレンチコネクション

フレンチコネクションという同名の映画

フレンチコネクションというアメリカ製の映画があります。しかも、二作品もあります。それはは「フレンチコネクション」と続編の「フレンチコネクション2」です。この映画はフレンチコネクションと呼ばれる麻薬組織をニューヨーク市警のふたりの刑事が追い詰めていくというストーリーで、この映画は実話を元にしているところがすごいですねぇ。どの役をつとめたのか分かりませんが、モデルとなった本職の刑事さんも映画に出演し、映画の製作に協力しているそうです。ということは本職の刑事さんの1人が麻薬組織に捕らえられて麻薬漬けになった(パート2)というエピソードも実話かしら。まるで「・・・・例によって君もしくは君のメンバーが捕らえられ、あるいは殺されても当局は一切関知しないからそのつもりで。なおこのテープは自動的に消滅する。成功を祈る」という組織の関係者かと思ってしまいます(笑)。フレンチ コネクション一作目はアカデミー賞を五つ(作品・監督・脚色・編集・主演男優賞)受賞しています。

Copyright © 2008 フレンチ コネクション フレンチコネクションはグローバルSPAとして有名ですね